チャート分析は、株や為替の将来の価格や値動きを、出来高など過去のデータや指標から予測・分析するものです。テクニカル分析ともいいます。仮想通貨もチャートなくして成功する取引はできません。使い勝手がよいと評判の仮想通貨のチャートを紹介します。
DMM Bitcoinは、DMM.comが運営を行う仮想通貨取引所です。DMM.comはデジタルコンテンツの配信やオンラインレンタル、株やFX、英会話サービスなどオンラインを中心とした多種多様な事業を展開しています。
DMM Bitcoinのチャートは、なかでも使いやすいと高い評価を得ています。ホーム画面は目的や取引に合わせてカスタマイズが自由で、レイアウトの保存もできます。特定のチャートをパネル選択し、ポップアップ機能を使って別画面に表示することができます。
移動平均線、RSI:相対力指数、MACD:移動平均収束拡散手法といったテクニカル指標が、見やすい形で表示されます。その上、チャートページからも取引注文が出せるので、売買のタイミングを逃しません。スマホアプリも用意されていて、PC版に負けないほどの機能を持っています。もちろん、PC版と同じくチャートからの注文も可能です。
FXのレバレッジは5倍と、他の事業所に比べてやや低めに設定されています。口座開設や口座維持の費用、取引手数料や売買手数料も無料など、サービスも充実しています。
仮想通貨事業者の登録が義務化されたとき、QUOINEXは、早い段階で金融庁から登録を認められた事業者の一つです。運営するQUOINE株式会社は、日本、シンガポール、ベトナムに拠点を構え、グローバルに事業展開をしています。
チャート画面は一見複雑ですが、一つの画面にチャートや注文機能が集約され、カスタマイズ機能を利用すると使い勝手がアップします。
テクニカル指標が豊富で、テクニカル分析や注文がクリック一つでできます。テクニカル指標はメジャーなものからマイナーなものまでそろっていますので、初心者から上級者までストレスなく使うことができます。FXのレバレッジは最大25倍と、国内でも最大級の取引が可能です。
口座開設や口座維持の費用、仮想通貨の入出金手数料、ロスカット手数料などは無料です。クイック入金手数料や銀行振込などは、条件や金融機関によって一部手数料がかかることがあります。
GMOコインは、2017年5月31日事業開始の比較的新しい取引所です。運営会社はGMOインターネット株式会社で、インターネットのインフラ事業、インターネットを使った広告・メディア事業、金融事業などを展開しています。55カ年計画という長期経営計画を立て、2051年にグループ207社によるインターネットコンツェルンを作ることを目指しています。
その仮想通貨事業を担うGMOコインは、ユーザーを確実に伸ばしており、チャートの使いやすさに定評があります。
特徴は、複数のテクニカル指標を一度に表示できること、高度なテクニカル分析がスマホでも簡単にできること、画面が見やすく、操作性が高いことなどです。FXのレバレッジはアルトコインが5倍まで、ビットコインは10倍までとなっています。
口座開設、口座維持の費用、仮想通貨現物売買手数料、取引手数料、入金出金手数料なども無料です。
述べてきたそれぞれのチャートの機能や手数料は、日々アップグレード・更新されていきますので、必要に応じて最新の情報を確認するようにしましょう。
仮想通貨の取引にチャート分析は欠かせません。知識や経験が豊富な人は機能が充実したカスタマイズができるチャートを選ぶ、初心者やあまり時間をかけたくない人は見やすく使いやすいチャートを選ぶなど、工夫してみましょう。