ゴルフが好きなお医者さんは多いかと思いますが、忙しくてなかなか周ることができない人も多いですよね。
都内に住んでいればゴルフ場は基本的に遠方になりますし、周っている最中に呼び出しがあれば周りの人に迷惑をかけてしまいます。「今日は大丈夫」という日以外はなかなか難しいものです。
今回はそんな忙しくてなかなかゴルフをできないお医者さんにおすすめの、日々のスキマ時間でできる練習法をご紹介します。
まず日々のスキマ時間で行える練習法として最初におすすめするのが、イメージトレーニングと素振りです。よく駅のホームで電車待ちのサラリーマンが、傘で素振りをしている光景を目にしますよね。
実はあれ、スキマ時間を利用した練習法としては、かなり効果的な練習法なのです。
ゴルフというスポーツは、スイングのフォームが全てとも言えるスポーツです。力任せにドライバーを遠くへ飛ばす人もいますが、滅茶苦茶な打ち方をしているとスライスしたりフックしたりして狙った方向へは飛ばないですよね。
たとえ飛距離はなくても、狙った方向へ正しく飛ばせる人の方が良いスコアを狙いやすいのは言うまでもありません。ドライバーでもパターでも、フォームがしっかりとしていれば、狙った方向に打てるようになり、良いスコアを出しやすくなるのです。
そしてフォームを正すためには、日々のイメージトレーニングが非常に重要になります。スキマ時間にグリップの握り方、脇の締め具合、力の入れ具合などをイメージし、なにか手近なものを握って軽くスイングしてみましょう。
この時大切なのは、一つ一つのスイングを大切にイメージすることです。
ゴルフのスイングの練習は、基本的に数をこなせば上達するものではありません。一つ一つのスイングをいかに大切に振ることができるか、の方が大切なのです。
たとえ100回素振りしたとしても、しっかりとしたイメージができていなければたった一回の素振りよりも効果はないでしょう。それどころか変な癖がついてしまうかもしれません。
次に重要なのがパターの練習法です。パターに限ってはスイングどうこうよりもとにかく経験ですので、家の中でコロコロ転がすだけでもだいぶ違います。特別な練習法ではなく、遠くから近くから、とにかくカップインを繰り返す、シンプルな練習が大切なのです。
そしてパターの練習は自宅でも簡単にできますよね。スポーツ用品店に行けばパットの練習用の道具が売っています。家の中にいるとき、スキマ時間を見つけてはコロコロ転がしましょう。
ゴルフはたとえドライバーで300ヤード飛ばしてたとしても、一打は一打です。パターでカップまでの数センチをちょこっと転がしただけの一打も、スコアの上ではまったく同じ一打なのです。
グリーンまで多少刻んでしまったとしても、パターが正確であれば、それを取り戻すことができますよね。パターが上達すれば、スコアが飛躍的に向上する人は多いのです。