医師会や協会に参加するメリットに「割引制度」の適用があります。すでに医師会・協会に参加しているのに割引制度があるのを知らなかった、または活用していなかったという人も多いようです。
割引制度には購買事業、保険事業などでの割引や、ホテルなどの宿泊における割引など様々なものが用意されています。便利でリーズナブルな割引制度の内容をご紹介いたします。
医師会、協会に参加することで得られるものに専用クレジットカード(ドクターカード)があります。これはいわばドクターとしてのステータスを表すカードです。カード会員であることで、本人のみならず家族の方も多くのメリットを得られます。
カード事業では百貨店や有名店、または書店と契約を結んでいるので、カードを持っている会員はそれらのお店でショッピングをする際に割引購入を受けることができます。カードにも一般的なものから、より特典のついたゴールドカードまであります。
医師のための各種保険の割引制度もあります。損害保険であれば「医師賠償責任保険制度」における割引、「団体扱い自動車保険」における割引、「団体扱い火災保険」における割引などがあります。
その他、終身保険、傷害保険、自動車保険、休業保険、施設賠償責任保険など多くの保険を扱っています。生命保険においては「団体定期保険(希望者グループ保険)」「医師協団体扱いの保険」などにおけて割引制度が受けられます。
医師会や協会が契約するホテルや各宿泊施設において宿泊特別割引制度が実施されています。基本的には日本医師会など所属するホームページから予約することができ、特別割引価格にて宿泊することが可能です。
しかも本人のみの宿泊ではなく、会員の家族や会員医療機関の職員にも適用される場合があるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。各医師会が提携する宿泊施設のみ利用可能なので、提携宿泊施設がどこなのかのチェックも忘れないようにしましょう。
医師という職業は特殊で、内容によっては生命を預かるような過酷な業務です。だからこそ、医師会や協会などでは医師の心身の健康に役立つ割引制度を整備しています。
購入や宿泊のみならず、傷害保険や賠償責任保険など医師にとっては重要な保険において割引が受けられるというのは大きなメリットです。本人だけでなく家族や職員にまでメリットが広がるので、割引制度を受けていない医師はぜひ活用してみましょう。