お医者さんの中には高級車に乗ることで自分の見栄を高める人もいれば、見栄なんてまったく考えずに安い車に乗っている人もいます。医者の車に対する考え方はやはり人それぞれ違います。
車好きな医者は本当にこだわりを持って車を購入するようですし、車に関心がない医者はたとえ収入が多くても車にはこだわらないようです。
高級車に乗るというのは一種のステータスです。単に乗るだけでなく、周りの人にそれを認知してもらう...という意味合いもあります。30代後半くらいになると外車を購入する医者も多いようです。収入も高く、地位も高く、世間で認められている医者だからこそ車も立派でなければならない...そんな意識が働くようです。
車好きの医者が集まって飲み会などになると、きまって車の話題が多くなります。この人はこんな車に乗って、あの人はこんな車に乗って、というような話で盛り上がります。
あまり車にこだわりがない医者は、一般の人が多く乗っているようなスタンダードな車を購入することが多いようです。こういう医者の場合、収入は多くても「車で見栄を張る」ということに関心がないので、車に無駄なお金を使いません。
乗るならコストパフォーマンスが良い車を選びます。そもそも医者は芸能人ではないので本来は見栄を張る必要がありません。自分の趣味ならともかく、単に自分を誇示して見せびらかしたいためのものであれば医者の本分から外れてしまうこともあるかもしれません。
地方の病院では、車を利用する医者がほとんどです。特に田舎の方面では車は移動の必需品になります。しかし、東京などの都市部では公共交通機関を利用する医者が多いです。家と職場の往復に車を使わず、電車などの公共交通機関を使います。
都市部に住んでいると車を使う機会がなかなかないということもあり、車の維持費を考えれば公共交通機関やタクシーを使ったほうが意外と経済的かもしれません。
医者にはたして見栄が必要なのか、これについては人それぞれ考え方が違うと思います。人の命を救うことに邁進している医者は自分の見栄なんてまったく考慮しないでしょうし、医者として自分のステータスを立派に保つことは大事だと考える人もいるでしょう。
医者としての本分をきっちりと果たせるのなら、どちらの考えも否定できないかもしれません。医者だからといって高い車に乗る必要はありません。自分の価値観に従いましょう。