ランニングは健康維持や体重コントロールに役立ちますし、気分を落ち着かせる脳内化学物質が分泌されるので、疲れた頭をリフレッシュさせることもできます。
特に、医療に携わっていると、頭をすっきりさせたいと感じることも多いかもしれません。しかし、良いとは分かっていても継続させることは難しいですよね。今回は継続させるためのポイントを取り上げます。
理想としては「毎日1時間のランニング」をする、というような現実的な計画です。しかし、急な予定が入ったり疲れていたりすると、1時間という時間をランニングに費やすことは、かなりの負担になってきます。
結果として、継続するのが難しくなってきます。ですから、「1日15分のランニング」「週に3日ランニングする」など、実現可能な計画を立てましょう。計画通りにできるようになれば、時間や日を増やしていくと良いでしょう。
徐々に改善を図るなら、一度に大きなことをしようとして、何もできなくなるよりたくさんの益があります。
例えば、朝ランニングを取り入れたいと考えているなら、起きてすぐ着替えられるようにスポーツウェアを用意することや、シューズを玄関に置いておくことができるかもしれません。行動に移すまでのハードルを低くすると、動きやすいです。
後は、家族に協力を求めることもできます。周りの人の与える影響には大きな力があります。毎回一緒にランニングできるとベストですが、時々一緒にランニングに誘ってみたりできるかもしれません。自分の計画に協力し、励ましてくれる家族は、1番の後押しとなるでしょう。
予定通りにいかないこともあります。それはもう失敗なのでしょうか?そうではないですよね。新しい習慣が定着するには21日必要という見方もあります。
諦めずに、また計画通りに動けるよう努力してみましょう。記録をつけることは役立つかもしれません。ランニングした日に丸印というシンプルな記録をつけるだけでも、計画通りにできているかをチェックできます。
「七転び八起き」という言葉にあるように、大切なのは何度転ぶかではなく何度起き上がるかということです。失敗はするものと想定して長い目で見るようにすれば、きっと成功へと繋がります。
ランニングなど、身体に良い習慣を継続させるには努力が求められます。是非、実現可能な計画を立て、すぐ行動できるように環境を整え、長い目で見ること、といったポイントを取り入れてみてください。時間は掛かっても、気がつけばランニングが生活に欠かせない一部になっているかもしれません。