マックスメディカルでは国境なき医師団の活動を応援しています。ここでは国境なき医師団ご了承のもと、活躍する医師のご紹介や近日行なわれる海外派遣スタッフの募集説明会・活動報告会をご案内いたします。
専門領域以外の手術を見て大きな刺激にも:小林 直之 ポジション:外科医 |
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今回はMSFで5回目の派遣です。外科医として人道援助活動をするうえで、MSFは数ある団体の中で最もシステム化されており、参加しやすいからです。今回は勤務する病院を変わるタイミングで派遣を希望しました。
3週間ほど、地元病院の手術室に通って心臓血管外科、脳神経外科、泌尿器科などを見学し、手術動画や赤十字国際委員会の発行する『War Surgery』のテキストで準備しました。ガザ、イスラエル情勢はネット、MSF、過去の派遣医師から情報を得ました。
過去の派遣で行った植皮の手技が今回、非常に役立ちました。
現地スタッフが手術開始後30分もすると集中力を失い、執刀者にお構いなく大声でおしゃべりし始めるのは万国共通で、今回もありました。手術中、静粛にするのは日本くらいかもしれません。これも過去の派遣で経験済みだったので、「アウェイの洗礼」と思って意に介さないようになりました。
過去2回のパキスタン派遣でイスラムへの親しみがあり、挨拶「アッサラーム・アライクム(こんにちは)」を覚えたのが、今回のパレスチナでも役立ちました。
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