医師として周囲から「先生」として敬意を示されていても、実は見えないところで看護師に陰口を言われていることがあるかもしれません。出来れば陰口を言われない存在でいたいところですよね。
今回は看護師が感じる"苦手な医師の特徴"についてまとめていきます。
医師は現場でリーダーシップをとっていく、頼られるべき存在です。医師の指示に基づいて医療スタッフが動くというスタイルが基本なので、周囲から見て医師は大きな存在となるでしょう。
ところが、それを履き違えてしまい看護師など周囲のスタッフを召使いのように扱い、見下す医師も存在します。悪気がなかったとしても、無意識のうちに高圧的な態度をとっている医師も少なくありません。
「自分に限ってそういうことはないだろう」と感じていても、もしかすると周囲のスタッフからすれば"高圧的"と思われているかもしれません。スタッフを無視したり、物を投げつけたり、八つ当たりしたりといった行動は言語道断ですが、他のスタッフを見下す気持ちがあるときには、自ずとふとした態度に現れてしまうものです。
医療は自分一人でできるものではないという初心を忘れず、常に周囲のスタッフを大切に思うことが必要ですね。
医療現場では、特に医師の不倫が多いといわれています。夜勤・当直などがあるために医療の世界では生活も不規則になりやすく、一般的なサラリーマンと比べて不倫しやすい条件が揃っているのでしょう。医師の不倫は職場の看護師などのスタッフとの組み合わせでみられることも多く、そうした関係性は周囲から見ていて気持ち悪いと思われてしまうようです。
不倫などの道徳に反するようなことは初めからしないことが一番ですが、仮にそのような状況に陥るとしても周囲を不快にさせないことはマナーとして守っておきたいところです。
また、下ネタを発したり、女性スタッフに必要以上に近づいたりなどセクハラまがいのことをしている医師も、陰では「気持ち悪い」といわれているケースが多いです。
年配の医師に多い傾向にあり、若いうちはそうした様子を見て「自分はそうならない」と感じていても、年齢とともに行動を抑制することが出来ずに不適切な行動に及んでしまうこともあるのです。看護師も表向きには笑ってかわしているかもしれませんが、陰では散々悪口を言っているかもしれません。
医師として頭は良くても、基本的な生活習慣に難があると思われるケースも存在します。
例えば、職場で食べたもののゴミをそのまま放置していると、結局それを片付けるのは看護師になります。まるで医師の"お母さん"のような仕事をさせられると、看護師もうんざりしてしまうでしょう。
医師としての腕が優れていても、身の回りの管理をしっかりできない医師は尊敬の眼差しで見られないものです。
他にも、翌朝から手術を控えているにもかかわらず、夜中や早朝まで飲んでいたと周囲に言うなど、そうした言動は信頼を失うことになります。周囲は「朝まで飲んでオペなんてタフですね」とポジティブにコメントするかもしれませんが、内心では不謹慎だと思っているかもしれません。
もちろん業務がハードな医師の典型的な息抜きといえばお酒を思い切り飲むことが挙げられ、それは周囲も理解しています。ただ、それを自慢のように言いふらす行為は避ける方がベターでしょう。
特に日本人はグッと自分を抑えながらひたむきに頑張る姿を賞賛する傾向にあるため、真面目さや誠実さをアピールする方が人間関係においてもスムーズに進みやすいものです。
医師の前では笑っていても陰では悪口を言っている看護師は少なくありません。
もちろん、リーダーシップをとる医師に対する敬意もありますが、今回ご紹介したタイプの医師はネガティブな印象を与えてしまいやすいのです。
看護師に"苦手な医師"と思われないよう、日頃から誠実に仕事に当たりましょう。